昨日、朝日新聞社が主催する「WORKO!パパママ・スクール」の5限の授業にて、講師としてお話をさせていただいてきました^^
(カメラ担当:小5娘。ありがとう!)
お笑い芸人の厚切りジェイソンさんが校長先生。
副校長が、司会を担当してくださったNPO法人ファザーリングジャパンの林田香織さん。
という面白い設定。
保活や夏休みの子どもとの旅行など、さまざまな切り口での講義が1限から5限までありました。
5限は「寝かしつけのコツって?『子どもの睡眠』意外な事実」というタイトルで、脳科学者で早稲田大学教授の枝川義邦先生とダブル講師というかたちで、一番勉強系の講義とだったのかなと思います。
いつもの自分だけで話す講座とは違って、司会の方が、枝川先生と交互に話題を振ってくださる形式。
200名くらいのパパ&ママがご参加だったでしょうか。来てくださった皆さん、真剣にメモを取っていらっしゃいました。
慣れないので、非常に緊張しましたが、お話し上手の枝川先生に引き込まれ、私にとっても学びの多い時間となりました^^
自分以外の人の話を聞くのは、新たな視点をプレゼントしてくださっているようで、嬉しい体験ですね♪
枝川先生は、子どもの睡眠を整えようと思ったら、まずはパパ・ママの生活リズムを見直すことから始めてほしいというメッセージを強く打ち出していらっしゃいました。
子どもに寝てほしい寝てほしい…と思っていても、眠りやすい環境や行動を、大人自身がわかっていなければ、子どもにそれを伝えることすらできないですもんね。
具体的には、
- 朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる
- 昼と夜のめりはりを意識する
- 夕方~夜は部屋の照度を下げる
- パソコン・スマホは眠る1時間前までに手放す
など。
このような睡眠に関する習慣を「睡眠衛生」や「「スリープヘルス」と言いますが、知っているけどやっていない… という方も多いのでは?と思います。
親自身が自分の睡眠を大切にして、整えようと努力することで、それが赤ちゃん・子どもにも伝わっていくはずだとお話しされていました。
育児中は、夜中に赤ちゃんに起こされることが日常になりますが、そもそも親自身の生活スケジュールが、十分な睡眠時間を確保できるリズムになっているかを、今一度確認することは、とても大切なことだと感じました。
5時間しか眠れないスケジュールの中、赤ちゃんに何度も起こされるのと、7~8時間お布団の中にいられるスケジュールで起こされるのとでは、負担も大きく変わってきますよね。
各ご家庭で、パパもママも、もう少しお布団にいられる時間を延ばすにはどうしたらいいか、短眠国家の日本では、社会全体で考えていく必要がある課題ですね。
最後に、ご一緒させていただいた枝川先生、林田さんと一緒に。
娘曰く、「お母さん、華がないね…(真顔)」。(娘よ、大きなお世話ですぞ…)