夜泣きが社会を変える:清水悦子 公式ブログ

「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」著者|NPO法人赤ちゃんの眠り研究所(愛称:あからぼ) 代表理事のブログ

赤ちゃんのお出かけ?ママのお出かけ?-赤ちゃんにしっかり寝てもらうために

先週の11日(日)は、葛飾区男女平等推進センターとハハモコモひろばの共催講座で、赤ちゃんの眠りのパパママ向け講座をさせていただいてきました^^

 

10名以上のパパも熱心に耳を傾けてくださり、とても嬉しかったです♪

 

今回お声かけくださったハハモコモひろばさんは、葛飾区や江戸川区、江東区を中心に活動している子育て支援団体で、いろんな講座やイベントを企画されているママたちの強い味方です!

近隣地域にお住いの方は、是非足を運んでみてくださいね^^

 

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(左の方がハハモコモひろばの代表さんです^^)

 

で、右の方が持っている本が新しく出た安眠ガイドのマンガ版です♪

 

さて、今回会場でご質問いただいた中で、「赤ちゃんのお出かけ」について、ブログの皆さんと共有させてください。

 

生後11ヵ月のお子さんの夜泣きがひどく、生活リズムも気をつけているし、自分が家にいられないタイプなのでお出かけもたくさんしているし・・・

どこに改善策があるかわかりません・・・

 

というお悩みでした。

 

お出かけの様子を聞くと、子育て広場に足を運んだり、ベビーカーでお散歩に出たりしているとのこと。

 

いくつか生活の中で気になった点を伺いましたが、もしかしてこの子は運動不足なのかな?と思いました。

 

赤ちゃんは、月齢が進むと、自分で動けるようになっていきますね。

ハイハイしたり、伝い歩きをしたり、歩き始めたり・・・

そのときに、赤ちゃんに必要な運動量に見合った「お出かけ」になっていない場合があります。

 

これまで、ねんねの赤ちゃん時期であれば、ベビーカーや抱っこ紐でのお出かけでも十分な刺激になったかもしれませんが、自分で移動して遊べるようになった子の場合、それだけでは十分ではありません。

 

子育て広場でも、赤ちゃんたちの様子を見ていると、あっちこっち動き回って遊んでいる子もいれば、座って集中して遊び込んでいる子もいます。

座って遊び込んでいる子は、頭をしっかり使って遊んではいますが、動けるタイプの子だと、「運動量」としては十分ではありません。

 

動けるようになってきた子は、座って遊ぶだけではなく、「動く」遊びも取り入れていく必要があります。

 

そんなことを意識しなくても、動きが活発な子もいますが、1つの遊びに集中していつも同じ姿勢でいるタイプのお子さんの場合は、親の方から働きかけて、ハイハイやあんよを促してあげてくださいね。

 

ご質問くださったママは、「そっか!私のお出かけじゃなくて、赤ちゃんが動かないといけないってことですね!」とおっしゃり、晴れやかな笑顔で帰って行かれました。

 

赤ちゃんの生活リズムは「寝る時間・起きる時間」だけではありません。

食事や運動も含めて、1日をトータルで考えたいですね。

 

赤ちゃんの眠り研究所では、乳幼児睡眠アドバイザーのみんなが、各地で眠りの講座を開催するなど、活躍してくれています。

是非、ホームページをチェックしてみてくださいね^^

 

 現在、群馬、神奈川、埼玉、兵庫での講座の案内が出ています♪